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書籍タイトル:Be!you

Be!you
  • 一般定価

    廃版(閲覧のみ可)

  • 発行

    日本青年団協議会

  • 目次

    PART1
    • ・キーワードは「積極的平和」
    • ・核心にせまる「核」の話-核兵器と核実験被害-
    • ・核心にせまる「核」の話-核兵器の今「NOW」-
    • ・つたえよう!ヒロシマ・ナガサキ
    • ・過去の事実(歴史)とどう向き合うか?!
    • ・戦争マニュアル?日米新ガイドラインの怖い話
    PART2
    • ・現実を踏まえながら
    • ・とにかく仲間を増やす
    • ・アイデアを全部出す
    • ・具体化していく
    • ・青年団はこんなことをやってきた~仲間に学べ~
    • ・こんなこともできるぞ!

はじめに

1998年5月のインド・パキスタンの核実験は、世界の良枝・軍縮の世論に背を向け、緊張と不安をもたらしました。その後両国が包括的核実験禁止条約(CTBT)に署名する意向を表明した一方で、9月にアメリカが未臨界核実験を強行しました。このことが新たな核軍備競争の激化と核兵器の拡散の引き金になることを憂慮せざるをえません。こうした状況だからこそ、私たち青年が平和問題を学習することは、ますます重要になっています。

平和とは、単に戦争がない状態ではありません。「積極的平和」とは、飢餓・貧困・差別・抑圧・不公正・環境破壊等がない状態のことであり、それは、まさしく自分が自分らしく生きられる状態のことをいいます。

青年団では、地域からの積極的平和を実現するために、核兵器廃絶、被爆体験の語り継ぎ、「原爆松谷裁判」の支援、国家補償にもとづく「被爆老後護法」の実現、戦今体験の堀り起こし、沖縄の基地問題、環境問題、人権問題、等々に取り組んできました。とりわけ、学校教育ではあまり教わってこなかった歴史的事実や社会問題を青年団の中で学び、それを契機に運動に取り組み、数多くの活動家が成長していきました。近年、そうした活動家の存在がますます必要な時代になっています。

日本青年団協議会(日青協)では、地域からの平和運動をよりいっそう発展させるために、基本的な学習複利・としてこのパンフレットを作成・発行しました。パンフレットは、平和運動のための基本的な知識の章と、運動をすすめる際のアイデアや仲間の実践例の章の2本の柱から構成されています。青年団員をはじめ多くの若者にパンフレットが普及され、若者が「気軽に・おもしろく・大胆に」平和運動に取り組むことを願っています。

なお、発行にあたって快く執筆を引き受けていただいた日本大学の野口邦和先生、関西学院大学の富田宏治先生、そして執筆とあわせて全体の監修をお願いした立命館大学の安斎育郎先生に心からお礼申し上げます。

書籍の購入について

書籍の購入について、現在は電話にて承っております。お手数ですが、下記の番号までお問い合わせください。
TEL:03-6452-9025(担当:総務部)

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